3.リコーダーのテストは震える

あがりまる劇場

 

こんにちは、あがり症のあがりまる(@agarimaru)です。

みなさんはいつからあがり症を自覚するようになりましたか?

「あがり症」の赤ちゃんはいないと思いますが、やはり物心ついた頃から、あがり症や社交不安の感覚が、人によっては出始めるのではないでしょうか。

この感覚って、一度気づくとなかなか逃れられないですよね。

 

私の場合、小学生の頃はあがり症に悩むこともなく、わりと活発な子どもでした。

クラス委員に立候補するようなタイプだったし、運動が得意でみんなの前で模範演技をするのも好きでした。

国語の授業の音読も(のちにトラウマとなりますが)この頃は好きで、音読会では一番長いパートを率先して読んでいた覚えがあります。

でも5年生か6年生のあるとき、音楽のリコーダーのテストで、自分の指が震えることに気づきました。

一度気づくと、それ以降「また震えるかも」「みんなに見られてる」と意識しまくるようになってしまい、リコーダーのテストだけがどうしても苦手になりました。

これが、私の記憶に残っている最初のトラウマです。

 

まだ「あがり症」という概念はなかったように思いますが、特定の場面で「緊張する」という体験を、少しずつ積み重ねっていた時期です。

世の中、緊張しない人はほとんどいないと言うけど、それが体の反応として出やすい人(震え、赤面、多汗など)は、緊張=恐怖となってしまいますよね。私もそうでした。

 

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by あがりまる(@agarimaru)
あがり症、社交不安障害などによる数々の体験を素人マンガとともに発信中。ブログは過去に悩んでいた自分に向けて書いていますが、同じような悩みを持つ方に共感してもらえたら嬉しいし、こんな人もいるんだと理解してくれる方が増えたら嬉しいです。

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