こんにちは、あがり症のあがりまる(@agarimaru)です。
私のあがり症人生は、高校2年生のときに突然始まりました。
それまでは、中学時代も、リコーダーのテスト以外は特別あがることなく過ごしてきた私。
運動部のキャプテンを任され、大会前の壮行会では全校生徒の前でスピーチするのも平気でした(陸上部だったので、レース前は普通に緊張したけど)。
終業式のときに学年代表で作文を読んだときも、生徒会の応援演説を頼まれたときも、躊躇なく引き受けて、本番でも緊張した記憶はまったくありません。
あの頃の自分が信じられない…。
高校受験のときの面接は人並みに緊張したけど、無事に入学。楽しい高校生活のはずが…。
忘れもしない、高校2年のときの国語の授業でのこと。
先生に「音読」の指名をされ、いつもどおり落ち着いて読み始めたのですが、クラスがシーンとしている状況の中、自分の声に注目が集まっていると考え始めたら心臓がバクバクしてきて、声が震え始めたのです。
「震えてるのがみんなにバレちゃう!」と考えれば考えるほど声は震え、もう教科書の内容は頭に入ってきません。
何とか最後まで読み切ったものの、何が起きたのか自分でも処理しきれず放心状態。授業後はクラスメイトの顔がまともに見れませんでした。
このことがトラウマとなり、それ以降、授業でのちょっとした発言で(たとえ一言でも)緊張するようになってしまいました。
「あの日、音読で当てられてなかったら」「あの日、学校を休んでいたら」と思うこともありますが、きっと遅かれ早かれ、私の人生、こうなっていたのかな。
ちなみに、そのクラスにはもう1人、私のように緊張で音読ができない子がいました。それに気づいたのは私が震えるようになってから。その子はいつから苦労していたのかな。
今音読とかで悩んでいる学生の皆さん。思い切って先生に相談するのもありだと思いますよ。
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by あがりまる(@agarimaru)
あがり症、社交不安障害などによる数々の体験を素人マンガとともに発信中。ブログは過去に悩んでいた自分に向けて書いていますが、同じような悩みを持つ方に共感してもらえたら嬉しいし、こんな人もいるんだと理解してくれる方が増えたら嬉しいです。